https://youtu.be/3CrxHtEHkYg

環境省から発行されている読本『森里川海大好き!』を知っていますか?

森・里・川・海のつながりや自然体験の大切さを知る、
子どもにも大人にも分かりやすい本です。
この読本を作成したのが環境省自然環境局(鳥居氏)で
編集が日本環境教育フォーラム(川嶋氏)、そして編集委員長が養老先生でした。

自然体験の大切や素晴らしさを先生方が紹介してくれます。
それはきっとSDGsを暮らしの中で実践するために役立つお話になることでしょう。

※この鼎談は、2021年6月19日に収録されたものです。

養老孟司(解剖学者)
1937年鎌倉生まれ。東京大学医学部卒。東京大学名誉教授。心の問題や社会現象を、脳科学や解剖学などの知識を交えながら解説し、多くの読者を得た。1989年『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。新潮新書『バカの壁』は大ヒットし2003年のベストセラー第1位、また新語・流行語大賞、毎日出版文化賞特別賞を受賞した。大の虫好きとして知られ、昆虫採集・標本作成を続けている。『唯脳論』『人間科学』『遺言。』『神は詳細に宿る』『虫は人の鏡』など著書多数。

鳥居敏男(環境省 自然環境局長)
1961年、大阪府生まれ。京都大学農学部卒。84年、環境庁(当時)に入庁。富士箱根伊豆、上信越高原、瀬戸内海、釧路湿原、知床などの国立公園の現場管理に携わる。96~99年まで在ケニア日本大使館に勤務していた際には、マサイマラやアンボセリなどの国立公園でサファリを体験。本省野生生物課では、増えすぎたシカやイノシシなどによる被害問題を担当。東北海道地区自然保護事務所(釧路)勤務時代には、タンチョウやシマフクロウなどの道東の希少野生動物の保護や知床の世界自然遺産登録業務に携わる。2008年から生物多様性センター長(富士吉田)、東北地方環境事務所長(仙台)、本省自然環境計画課長、大臣官房などを経て、2019年7月から現職。また、2014年末からは、地域の自然資源を活用して都市と農山漁村の連携を推進する省内横断組織「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトチームに参画し、現在副チーム長。

川嶋直(公益社団法人日本環境教育フォーラム理事長)
1980年代から山梨県清里の財団法人キープ協会でインタープリターを養成する自主事業を開始。以降環境省などの自然解説指導者養成に関わってきた。人と自然の通訳であるインタープリターから、人と人の仲立をするファシリテーターに役割が変わりつつある。2014年6月から現職。主な著書に『就職先は森の中〜インタープリターという仕事』1998年、『KP法〜シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション』2013年がある。